モンテロッソ 産駒からブラックタイプホースが誕生した。 2 月 4 日(日)京都競馬場で開催された、きさらぎ賞( 3 歳・ G3 ・芝 1800m ) に出走したラセットは、好位でレースを運び直線では外に持ち出すと、メンバー中最速の末脚で 3 着となり、父の産駒として初のブラックタイプホースとなった。 ラセットは母ナンヨーサフラウア、母の父アグネスタキオンという血統の 3 歳牡馬。母系を遡ると、 3 代母には報知 4 歳牝馬特別( G2 )など
産駒の勢いが止まらない アドマイヤムーン 。週末の JRA 開催では、ファインニードルがシルクロード S ( G3 )に勝利した。アドマイヤムーン産駒は先日の京都金杯( G3 )を制したブラックムーンに続く重賞勝利で、本年早くも 2 勝目の重賞勝利を手にした。 1 月 28 日(日)、京都競馬場で行われたシルクロード S ( 4 歳上・ G3 ・芝 1200m
1 月 6 日(土)、京都競馬場で行われた福寿草特別( 3 歳・ 500 万下・芝 2000m )に キングズベスト 産駒アイトーンが出走。スタートから果敢に先手を奪いレースを進めた本馬は、直線に入っても脚色が衰えることなく力強く伸びて他馬の猛追を振り切り、見事優勝した。 アイトーンは新冠町・新冠タガノファーム生産、母スペシャルディナー、母の父スペシャルウィークという血統の 3 歳牡馬。半兄に NHK マイルカップで 2 着に入線するなど重賞戦線で活躍するタガノブルグがいる血統。 2018 年クラシックシーズンへ向けて大事な一戦を制した本馬の動向に目が離せない。 アイトーン( 2015 年生・牡・鹿)
京都競馬場で行われた本年最初の重賞、京都金杯( G3 ・芝 1600m )に アドマイヤムーン 産駒のブラックムーンが出走。スタート後すぐに控えて最後方に位置しレースを進めた同馬は、 4 コーナー手前から抜群の手応えで馬場の外目を通り進出開始。直線に入りあっという間に先頭集団を射程圏に入れると大外から目の覚めるような切れ脚で他馬を一気に抜き去ってゴール。見事重賞初制覇を果たし、アドマイヤムーン産駒 7 頭目の重賞勝ち馬となった。 ブラックムーンは日高町・タバタファーム生産、母ロイヤルアタック、母の父ジェネラスという血統の6歳牡馬。きょうだいに中央競馬で 2 勝を挙げたゴールデンアタック、カリスマアキラがいる血統。 昨年 6 月にオープン勝ちして重賞でも惜しいレースが続いていたブラックムーン。 6 歳を迎えてさらにパワーアップした姿を披露し、レース後ジョッキーのコメントにあったように、本年が新たな“ブラック時代”の幕開けとなることに期待したい。 ブラックムーン( 2012 年生・牡・鹿) 父アドマイヤムーン 母ロイヤルアタック 母の父ジェネラス 馬主
ダーレー・ジャパン株式会社 ( 本社所在地:北海道沙流郡日高町、代表取締役:ハリー・スウィーニィ ) は、 2018 年シーズンに 7 頭の種牡馬をご提供いたします。 世界中で注目される種牡馬ウォーフロントが送る芝の G1 馬、 アメリカンペイトリオット は、アメリカでの現役生活引退後、日本で初供用。その種付料は、 150 万円となります。 デビュー 4 世代すべての勝ち馬率が 70 %を越え、本年の市場取引馬の売却率は約 90 %と傑出した実績を誇る パイロ
今季、初年度産駒がデビューした モンテロッソ 。産駒は距離、馬場を問わない活躍をみせている。週末の JRA 開催では、モンテロッソ産駒のリュヌルージュが芝で、フェリーチェがダートで勝利し、新たに勝ち馬となった。この週末の勝利でモンテロッソ産駒の勝ち上がり頭数は、 JRA 勝ち馬 6 頭を含め 11 頭となった。 12 月 9 日(土)、阪神競馬場で行われた未勝利戦( 2 歳・芝・ 2000m )に出走したリュヌルージュは最内からのスタート。滑らかにゲートを出たリュヌルージュは、無理なくハナに立ちレースのペースを握る。向こう正面では早めのスパートを切った馬に外から被せられたものの、ハナを譲り番手で 3 コーナーから 4 コーナーを回ったリュヌルージュは、直線ではしっかりした末脚で抜け出し、後続を 1
今春から日本での供用となった 2006 年の 3 歳ワールドチャンピオン・ ディスクリートキャット 。週末の JRA 開催で産駒のオーロリンチェが将来性あふれる走りをみせ、新馬戦を快勝した。 12 月 9 日(土)、中山競馬場で行われた新馬戦( 2 歳・ダート・ 1200m )をデビューに選んだオーロリンチェ。 1 番人気に推されたオーロリンチェは、抜群のテンのスピードで早々にハナに立つと、道中は自身のペースでレースを運び、最終コーナーを回り直線へ。直線では前 2 頭の一騎打ちとなったが、オーロリンチェは余裕ある手応えで 2 着に 3/4
様々な魅力に満ち溢れている アメリカンペイトリオット だが、まず真っ先にご紹介したいのが、現役時代に見せたレース振りである。 競馬で勝つために重要な要素のひとつが「スピード」であることは言うまでもないが、ひと括りに「スピード」と言ってしまうと、その概念は非常に幅広く、解釈の齟齬が見解の相違を生むことになりかねない。 例えば、テンからガンガン飛ばして行くダッシュ力も「スピード」であり、競馬に勝つために必要な形質ではあるが、しかし、日本の競馬でことさらに有用なのは、こういうスピードではない。日本の競馬で勝つために求められるのは、溜めることが出来て、なおかつ、使いたいという局面で間髪を入れずに使うことが出来る、タクティカルなスピードである。 「瞬発力」あるいは「切れ味」という言葉に代弁されるスピードこそが、日本で勝ち抜く上で極めて重要な形質なのだ。今や、世界のトップと互角に渡り合えるようになった日本産馬だが、国際舞台においても、日本馬の特性は「瞬発力」というのが既に通り相場となっており、日本馬は「切れ味」を最大の武器として、海外の強豪たちと相まみえているのである。 アメリカンペイトリオットとは、類い稀なスピードをタクティカルに使える馬であった。同馬が制した、 2017 年 4 月 14 日にケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われた、 G1 メイカーズ 46 マイル(芝 8f )の映像を、ぜひご覧いただきたい。好スタートを切りながら、前半は中団後ろ目に待機。アメリカの競馬らしく 3 ~ 4 コーナー中間からペースが上がった中、ジワッと番手をあげながらも、直線残り 300m
アドマイヤムーン 産駒が好調な成績を保ち続けている。週末の JRA 開催では、ストーミーシーが奥多摩 S に勝利して再びオープン馬の仲間入りを果たし、ショートストーリーは福島放送賞に勝利した。 11 月 12 日(日)、東京競馬場で行われた奥多摩 S ( 3 歳上・ 1600 万下・芝 1400m )に出走したストーミーシー。パドックで好気配を見せ状態は上向きのストーミーシーは、スタートで後手に回ったものの、道中は中団やや後方の 11 番手付近でスムーズにレースを運び直線へ。直線では追い出しを我慢して残り 400m で外に持ち出すと、自身の武器である末脚をきっちり繰り出し、最後はゴール前 2 頭の追い比べをクビ差制して勝利。再びオープン馬に帰り咲いた。
ダーレー・ジャパン株式会社(本社所在地:北海道沙流郡日高町、代表取締役:ハリー・スウィーニィ)は、ウォーフロント( War Front )産駒の G1 馬アメリカンペイトリオット( American Patriot )を 2018 年シーズンより日本で供用することを決定いたしました。 アメリカンペイトリオットは3歳時に、ケント S ( G3 )をコースレコードで制覇。そして 4 歳になり本格化を迎えると、キーンランド競馬場の芝 1600m を舞台に行われたメーカーズマイル S において、 G1 勝ち馬のワットアヴュー(