京都競馬場で行われた本年最初の重賞、京都金杯(G3・芝1600m)にアドマイヤムーン産駒のブラックムーンが出走。スタート後すぐに控えて最後方に位置しレースを進めた同馬は、4コーナー手前から抜群の手応えで馬場の外目を通り進出開始。直線に入りあっという間に先頭集団を射程圏に入れると大外から目の覚めるような切れ脚で他馬を一気に抜き去ってゴール。見事重賞初制覇を果たし、アドマイヤムーン産駒7頭目の重賞勝ち馬となった。
ブラックムーンは日高町・タバタファーム生産、母ロイヤルアタック、母の父ジェネラスという血統の6歳牡馬。きょうだいに中央競馬で2勝を挙げたゴールデンアタック、カリスマアキラがいる血統。
昨年6月にオープン勝ちして重賞でも惜しいレースが続いていたブラックムーン。6歳を迎えてさらにパワーアップした姿を披露し、レース後ジョッキーのコメントにあったように、本年が新たな“ブラック時代”の幕開けとなることに期待したい。
ブラックムーン(2012年生・牡・鹿)
父アドマイヤムーン 母ロイヤルアタック 母の父ジェネラス
馬主 Him Rock Racing 様
栗東 西浦 勝一 厩舎
日高町 タバタファーム 生産