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ダーレー種牡馬2025年度種付料のお知らせ

ダーレー・ジャパン株式会社 (本社所在地:北海道沙流郡日高町、代表取締役:ハリー・スウィーニィ) は、2025年シーズンに全12頭の種牡馬をご提供いたします。 JRAダートG1完全制覇、チャンピオンズカップ、南部杯をともに連覇、国内G1/Jpn1レースにおいては無敗で6勝を上げるなど圧倒的な実績を残し、2023年度のJRA賞最優秀ダートホースにも選出された レモンポップ が、来シーズンより晴れて種牡馬入りすることが決定。その種付料は、500万円に設定いたしました。 これまでに8頭の重賞ウィナーを含む38頭ものブラックタイプホースを送り出し、ダート界において不動の人気を誇る パイロ が400万円。昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたジャンタルマンタルなど日本における産駒の活躍で話題沸騰、初供用となった今シーズン日本最多となる262頭の種付牝馬を集めた パレスマリス は、引き続き多くの皆様にご利用いただくべく本年同様の350万円に据え置きといたしました。 本年デビューを迎えたファーストクロップから早くも京王杯2歳ステークスを制覇したパンジャタワーが出現するなど、これまでにセール等で高い評価を受けてきた産駒がターフにおいても評判通りの活躍を見せ、種牡馬としてさらに期待が高まる タワーオブロンドン が200万円。 これらの大人気種牡馬らに加え、本年導入されたフランケルが送る英ダービー、そして“キングジョージ”の覇者 アダイヤー が180万円。今や“世界の至宝”となったディープインパクトと同じファミリーに属する欧州屈指のエリート中距離馬 フクム は120万円。 アメリカに残してきた初産駒が早くも重賞勝ちを果たすなど、勝ち馬を量産し注目を浴びる ヨシダ 、初年度世代のテンカジョウがマリーンカップを制するなど、ここにきてダート界に大物が続出し新たな可能性を示している サンダースノー 、そして、自身の圧倒的なスピードを確実に産駒に伝える


タワーオブロンドン産駒が重賞初勝利!

今夏デビューした初年度産駒が好調な タワーオブロンドン 。パンジャタワーが無敗で京王杯2歳ステークス (G2) を制し、タワーオブロンドン産駒初となる待望の重賞勝ち馬が誕生。ファーストシーズンサイアーとしては最初のJRA重賞勝利となった。 11月2日 (土)、東京競馬場で開催された京王杯2歳ステークス (G2) に出走したパンジャタワー。好スタートを決めたが、先行集団を前に見る中団外のポジションに下げて末脚を温存。直線に向くと、雨の強さが増すなか一完歩ごとに脚を伸ばして上がりタイム最速タイとなる33秒8で先行集団をのみ込み、後続の追い上げも封じて初タイトルを獲得した。 キャリア2戦目、1ハロン延長、初の多頭数、稍重の馬場なども問題にせず、1分21秒2の好タイムで快勝。2017年に同じく最速の上がりタイムを駆使して勝利した父タワーオブロンドンに続く親子制覇の偉業となった。 パンジャタワーは母クラークスデール、母の父ヴィクトワールピサという血統の2歳牡馬。母クラークスデールは未出走ながら、半兄に2009年の日本ダービー馬ロジユニヴァース。3代母の名牝ソニンクからつながる母系には、安田記念連覇などマイルG1で3勝を上げたソングライン、秋華賞、ナッソーSと日英でG1を制したディアドラがいる。 パンジャタワー (2022年生・牡・鹿毛) 父タワーオブロンドン 母クラークスデール 母の父ヴィクトワールピサ 馬主 Deep Creek 栗東 橋口 慎介 厩舎 新ひだか町 チャンピオンズファーム 生産 タワーオブロンドンは強靭な筋肉を 身に纏い卓越したスピードで、 2歳から4歳時まで毎年重賞を制覇。 2歳時、芝1400mの京王杯2歳S (G2)、 3歳時、芝1600mのアーリントンC


サンダースノー、初年度産駒が重賞初勝利。

芝・ダートを問わず勝ち馬を送る サンダースノー 。ファーストクロップのテンカジョウが待望の重賞初勝利を父にプレゼントした。 9月26日 (木)、船橋競馬場で開催されたマリーンC (Jpn3・3歳牝馬・ダート1800m) に出走したテンカジョウ。先行馬2頭が競り合って逃げる速めの流れのなか、後方から2頭目となる5番手を追走した。先頭との差を徐々に詰めながら4番手で直線に入ると、すぐさま3番手の馬をパスし、進路を少し外に選んでエンジン全開。2位の馬を1秒3差上回る上がりタイム最速3ハロン39秒7の脚で一気に抜け出し、2着馬に5馬身差をつける圧勝を演じた。 3歳2月のデビューから5戦4勝、3着1回と快進撃を続ける3歳牝馬。自身にとっても、父サンダースノーにとっても記念すべき重賞初タイトルとなった。 テンカジョウは母フィオレロ、母の父エンパイアメーカーという血統。伯父のダイナミックグロウは阿蘇S、ナリタシルクロードはブリリアントSとどちらもオープン特別を勝利と、ダートの中長距離で活躍した。 テンカジョウ (2021年生・めす・鹿) 父サンダースノー 母フィオレロ 母の父エンパイアメーカー 馬主 河内 孝夫 栗東 岡田 稲男 厩舎 浦河 杵臼牧場 生産 2歳時、芝1400mの クリテリウムアンテルナシオナルを制覇、 フランスの2歳チャンピオンに輝く。 3歳時は、芝1600mのジャンプラ賞に優勝。 4、5歳時には、ダート2000mの ドバイワールドCを連覇、前人未到の偉業を達成。 芝・ダートを問わない活躍で、 2歳から5歳時まで毎年G1レースに勝利し、 歴史に名を刻んだ、スーパースター。


ヨシダのセカンドクロップが重賞初勝利!

ヨシダ 産駒の2歳牡馬、サントゥアーリオ Santuario が9月15日にペルーのモンテリコ競馬場で開催されたG2・クラシコ・ポージャ・デ・ポトリージョス Clasico Polla de Potrillos (ダート1600m) において逃げ切って快勝。ヨシダ産駒のセカンドクロップとして初の重賞ウィナーとなった。 サントゥアーリオは二の脚を利かせて主導権を握り、2ハロン24秒程度のラップを刻んで快走。最後の直線が近づくにつれ、後続との差が縮まると、2番手につけていた1番人気馬マジックパワー Magic Power と並んで直線に入った。しかし、そこから進路を少し外に選択すると、二枚腰を発揮。内から追い上げてきたミレニアルボーイ Millennial Boy を突き放して2馬身の差をつけ、初の重賞タイトルを手にした。 サントゥアーリオはアメリカ生まれの2歳牡馬。ペルーにおいて3歳馬に混じり6月29日のダート1000m戦でデビュー勝ちを収め、8月11日にはリステッドレース、クラシコ・ヒポドロモ・デ・サン・フェリペ (ダート1600m) を勝利。ここまで4戦3勝の成績を収めている。 2023年に初年度産駒がデビューしたヨシダは種牡馬としても好調。ファーストクロップはG2を制したグレイヨッシュなど34頭が、セカンドクロップもサントゥアーリオを含めた6頭が勝ち上がっている。


小倉2歳ステークスにてダーレー種牡馬産駒4頭が1、3、4、5着!

9月1日 (日)、中京競馬場の芝1200mで開催された小倉2歳ステークス (2歳オープン・G3) で掲示板の5頭中4頭がダーレー種牡馬と、上位を占めた。 前日の雨の影響が残る重馬場で、力強い走りを見せたのはディスクリートキャット産駒のエイシンワンド (牡)。好スタートからスムーズに3番手に取りつくと、余裕十分に直線に向き、しっかりとした脚取りで差し切った。新馬戦から無傷の2連勝で重賞タイトルをつかみ、同産駒としては国内外で14頭目の重賞ウィナーが誕生。ディスクリートキャットは昨年5月25日に病気でこの世を去ったため、今年の当歳がラストクロップとなる。 3着はアーリントンロウ (牡)、4着にはレイピア (牡) と タワーオブロンドン 産駒2頭が健闘。レコードの未勝利勝ちから重賞に挑んだアーリントンロウは、4番手追走から残り200mで猛追。2着馬と馬体を併せると勝ち馬と並ぶ上がりタイム2位となる34秒3の脚を繰り出し、上位2頭に迫った。芝1200mの持ち時計が1分8秒2とメンバー13頭中ナンバーワンのレイピアはスピードを活かしてハナへ。馬場の荒れた内を通りながらも最後まで踏ん張り、4着に粘り込んだ。 初年度産駒が今年デビューとなるタワーオブロンドン。すでにJRAで5頭、NARでも5頭の勝ち馬を送り出し、良好な滑り出しを見せて注目を浴びている。 5着アブキールベイ (牝) は ファインニードル 産駒。スタートこそ速くなかったものの二の脚で挽回し、中団のインをキープ。内の荒れた馬場でもひと追いごとに前との差を詰め、デビュー2戦目の重賞挑戦で掲示板を確保した。 今年が3世代目となるファインニードル産駒は、昨年2世代目のカルチャーデイ (牝3歳) がファンタジーSで重賞初制覇。初年度産駒のクルゼイドロスル (牡4歳) が7月27日 (土)


ヨシダ産駒グレイヨッシュ Grayosh がG2勝利!

8月17日、アメリカ・サラトガ競馬場で行われたG2レイクプラシッドステークス (3歳牝馬限定・芝1700m) で、グレイヨッシュ Grayosh が ヨシダ 産駒として初の重賞制覇を飾った。 最内の2番枠 (1番枠は取消) からスタートを決めたグレイヨッシュはインの3番手を確保してレースを進めた。離れた逃げたオリ Ori との差を3コーナー過ぎから詰め、直線目がけてスパートを開始。直線では外から追い上げてきたシーフィールズプリティ She Feels Pretty との叩き合いになると、内から勝負根性を発揮してグイッとひと伸び。2023年のカナダ ナタルマステークス (G1) を圧勝し、同年のBCジュヴェナイルフィリーズターフでも僅差の3着に入った実績馬をクビ差競り落とし、重賞勝利を手中に収めた。管理するチャド・ブラウン調教師には、同ステークス4連勝で記録更新となる6勝目をプレゼントした。 ヨシダ産駒のファーストクロップであるグレイヨッシュは、2022年ファシグティプトン・ケンタッキーオクトーバーイヤリングセールに上場され、ショーン・フラナガン氏が2万5000ドルで購入。今年の1月にデビューすると、3戦目の芝1700m戦で初勝利をあげ、直後のG3ワンダーアゲインステークス (芝1800m) で4着。重賞2戦目となる今回、初のタイトルを獲得した。今後は、昨年の英1000ギニー馬モージュ Mawj が制したG1クイーンエリザベス2世チャレンジC


ファインニードル産駒、クルゼイロドスルが関越ステークスをレコードタイムで勝利

ファインニードル のファーストクロップ、クルゼイロドスルが関越ステークスをレコードタイムで勝利し、古馬のオープン競走で初勝利をあげた。 7月27日 (土)、新潟競馬場で行われた関越ステークス (オープン・3歳上・芝1800m) に出走したクルゼイロドスル。3枠4番の内枠からスタートを決めて中団馬群にポジションを取ると、人馬の呼吸をぴたりと合わせ直線に向けて脚を温存する。十分な手応えを保ったまま最終コーナーを回ると、ひと追いごとに末脚の鋭さが増す。さらに加速してゴール前の叩き合いからグイッと抜け出し、本馬の芝1800mでの初勝利となる4勝目を手に入れた。1分44秒0の勝ちタイムは、従来の記録を0秒1更新するコースレコードとなった。 父ファインニードルの初年度産駒であるクルゼイロドスルは、母スタリア、母の父アルカセットという血統の4歳牡馬。母スタリアはJRA2歳勝ち馬で、半姉エオリアはJRA4勝で浜名湖特別などに勝利しており、いとこにはJRA2勝でファルコンS (G3) 3着 などの実績があるローゼンクリーガーなどがいる。また、本馬の4代母Fall Aspenは今も世界各地で活躍馬を送り出し続けている名牝系の祖ともなっている。 クルゼイロドスル (2020年生・牡・栗) 父ファインニードル 母スタリア 母の父アルカセット 馬主 ゴドルフィン 栗東 高橋 義忠 厩舎 日高町 ダーレー 生産 ファインニードル 2018年のJRA賞最優秀短距離馬。 ロードカナロア以来となる、スプリントG1完全制覇。 年間スプリント重賞4勝は、前人未到の偉業。 母ニードルクラフトは、芝1800mのクロエ賞 (G3)、 芝1600mのセルジオクマーニ賞


ヨシダ産駒からリステッドウィナーが誕生!

ヨシダ の初年度産駒であるデスヴィオ Desvio (セン3歳) が、7月8日にデラウェアパーク競馬場 (米デラウェア州)、芝2200mで行われたリステッドのケントステークス (優勝賞金10万ドル) で優勝。ヨシダ産駒として初のリステッドレース勝利をマークした。 スタート直後、二の脚を利かせて好位の5番手を追走したデスヴィオ。3コーナーを過ぎてスパートをかけると、ポジションを上げながら直線へ。最後はノモス Nomos、スピリットプリンス Spirit Prince と3頭の叩き合いになったが、ゴール前で一歩抜け出すと2着馬に半馬身差をつけて差し切った。 同馬は2歳11月にダートでデビュー。3戦目 (ローレル競馬場・ダート1600m) で初勝利をあげ、6戦目となる前走の条件戦 (ピムリコ競馬場・芝1700m) で芝に初挑戦した。最後方から徐々に進出すると、直線は大外を豪快に伸びて差し切り2勝目を手中に収めた。再度、芝に挑戦した今回も外から末脚を伸ばして2連勝。本路線における注目馬となった。 ハーツクライ産駒のヨシダは、日本産馬として初めてアメリカのダートG1、ウッドウォードS (サラトガ競馬場) を制覇。芝にも適応し、チャーチルダウンズ競馬場で行われたG1、ターフクラシックSも制している。2020年に現役を引退して種牡馬に転身。2023年デビューのファーストクロップからデルマー競馬場の2歳重賞で入着したヤッタ、青葉賞で3着に好走したデュアルウィルダーなど早くも33頭の勝ち馬を送り出し注目を浴びている。2024年からダーレー・ジャパンで供用され、種付料は150万円となっている。


タワーオブロンドン産駒がJRA初勝利!

現役時代にスプリンターズS (G1) を制したほか、1200m、1400mで2度のレコードタイムを叩き出した実力派スプリンター、 タワーオブロンドン 。そのファーストクロップが、JRAにおいて待望の初勝利をあげた。 父に産駒JRA初勝利を届けたのはレイピア。6/29 (土)、小倉競馬場で行われた2歳未勝利 (芝1200m) に出走した本馬は、スタートの速さを生かしてレースの主導権を握ると、抜群のスピードで道中も無理なくレースを進める。直線に入ってもその勢いは全く衰えず持ったままの手応えで後続を振り切り、最後は2着に2馬身半差をつけて快勝。スタート、道中、終いと申し分のない走りで能力を高さを存分に見せつけた。 レイピアは母アンナトルテ、母の父エンパイアメーカーという血統の2歳牡馬。母はJRAで芝1200mの新馬戦に勝利。祖母クーヴェルチュールはキーンランドC (Jpn3)、バーデンバーデンC (L) などJRA5勝の快速馬。 父を彷彿とさせる好馬体、そしてスピードと仕上がりの早さを併せ持つタワーオブロンドン産駒。NARにおいては既に2頭の勝ち馬を送り出すなど、芝・ダート問わない活躍を見せて、関係者からの熱い注目を集めている。 レイピア (2022年生・牡・鹿) 父タワーオブロンドン 母アンナトルテ 母の父エンパイアメーカー 馬主 前田 晋二 様 栗東 中竹 和也 厩舎 浦河町 富菜牧場 生産 タワーオブロンドンは強靭な筋肉を身に纏い卓越したスピードで、 2歳から4歳時まで毎年重賞を制覇。 2歳時、芝1400mの京王杯2歳S (G2)、