初年度産駒が次々と勝ち上がり、注目を集めている フリオーソ 。週末の JRA 開催では産駒のトロピカルスパートが、 JRA 所属馬として 待望の初勝利をあげた。 12 月 3 日、中山競馬場で行われた 2 歳未勝利 ( ダート・ 1200m) に出走したトロピカルスパート。 スタートを決めたトロピカルスパートは無理をせず後方から競馬を運ぶ。4 コーナー入口の勝負どころで一気に位置取りを上げ、 前を射程に捕えたトロピカルスパートは、直線では外から次々と前を交す強烈な終いの末脚で、先団馬群を一気に差し切り、2着に1馬身半差を つけ勝利した。 トロピカルスパートは新ひだか町・坂本健一氏生産。母タヒチアンメモリ、母の父コマンダーインチーフという 血統の2歳牝馬。本馬の母系を遡ると、