9/11 ()、中山競馬場で行われた2歳新馬 (2000m) に出走したミヤビベスト。スタートを決めたミヤビベストは、1コーナー入口でハナに立ちレースのペースを握る。ゆったりとした流れのレースで馬群を率いたミヤビベストは、時折幼さをのぞかせながらも、うまく折り合いをつけ道中を運ぶ。直線での追い比べとなったレース展開の中、先頭のまま4コーナーを回り直線を向いたミヤビベストは、抜群のスピードを発揮して後続を引き離し、直線半ばで外との追い比べに決着をつけ、2着に1馬身半差をつける逃げ切り勝ちでデビュー戦を飾った。

ミヤビベストは新ひだか町・高橋修氏の生産。母ミヤビキララ、母の父スペシャルウィークという血統の2歳牡馬。母ミヤビキララはJRA3勝、香取特別、土湯温泉特別などに勝利した活躍馬。半兄のミヤビジャスパーはJRAで3勝。野分特別、アルメリア賞に勝利し、若駒S (OP) 2着の実績馬。

 

ミヤビベスト (2014年生・牡・鹿)

父キングズベスト 母ミヤビキララ 母の父スペシャルウィーク

馬主 村上 義勝 様

栗東 笹田 和秀 厩舎

新ひだか町 高橋 修 生産

 

キングズベストは、日本ダービーおよび天皇賞の覇者エイシンフラッシュや英ダービーをレコードで制した凱旋門賞馬ワークフォースなど偉大な競走馬を送り出す、世界的名種牡馬。日本での供用開始から3シーズンにわたり、名牝、名血からのサポートを受ける。本邦初年度産駒は2016年、待望のデビューを迎え、既に4頭が勝ち馬となっている。