デビュー戦から一貫して持ち前の快速を武器にキャリアを重ねてきたハクサンムーン。7戦目となった今回は阪神の芝1200m戦。
今回が5戦目となったチキリリキオーは6番人気、単勝10倍という伏兵評価に甘んじたが、ここ2戦は常に人気を上回る着順を残しており、体調は明らか上向き。外枠からの競馬となった今回、スタートこそ後手を踏み、モタついたが鞍上はあわてることなく外から後方2番手に位置をとり、1コーナーから2コーナーを回る。
今回が4戦目となる本馬、前回減っていた馬体重が回復し、パドックでは好仕上がりを見せていたルナフォンターナ。外枠からの発走も苦にせず、ゲートを出るといち早く好位をキープしレースの流れに乗る。乗り替わりとなった鞍上も馬の力を信じて外目好位のままレースを運ぶ。
道中はラチ沿いに4番手を追走。最終コーナーを回り直線に向くと、鞍上ジェームス・マクドナルド(James McDonald)の指示に素早く応えた本馬は素晴らしい末脚を披露し、最後は半馬身差で快勝。
事前の追い切りで好時計を残していたアルキメデス。今回は一番人気を背負ってレースに臨んだ。パドックではいつものように若さを見せていたアルキメデス。
無難にゲートを切ったテーオーレジェンドは、発馬直後から積極的に前を狙いハナを獲りに行く競馬を選択。外からハナを奪いきるとそのままコーナーを回りレースのペースを握る。向こう正面でもペースを握ったまま自ら展開をつくるレース運びを見せ、残り600mでペースを上げて加速。
真ん中の4枠8番から好スタートを決めると、鞍上はまるで狙っていたかのように迷いなく馬を追いハナを奪いに行く逃げを選択。
3月17日(土)、中山競馬場で3歳未勝利戦(ダート・1,200m)に出走したエリクサー。
雪の舞う京都競馬場、4Rの3歳新馬戦に出走したサカジロオーは、ポンとゲートを出た後、外目で手綱を抑えられるとすんなりと折り合い、1コーナーから2コーナーへ。
今回が4戦目のサマールナは、センスのよいスタートを切るといつものようにハナを奪いに行く積極策を取る。1コーナー入口であっさりと気分良くハナに立った同馬は、2コーナーを出たところでは完全に単騎での逃げとなり、レースのペースを握る。