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夏競馬も佳境を迎え、各地で文字通りの熱戦が行われる中、アドマイヤムーンの2世代目も熱い走りを見せている。8月11日(土)のJRA開催では、1日に3頭の勝ち馬を送りだした。それも全てが2歳勝ち馬、うち2頭は新馬戦での勝利というのだから恐れ入る。今年、2世代目を送りだしたアドマイヤムーン。既に初年度世代を上回る勢いで勝ち馬を出しており、この日はまさに勢いを象徴するかのような日となった。

勝ち馬の火蓋を切ったのは、新潟2Rの2歳未勝利戦(芝・1000m)で優勝したヨシカワクン。初戦を叩いてきっちり変わり身を見せ、新潟名物の直線1000mレースで、ゆったりと加速しながらも、最後はメンバー中最速の上がりで差し切った。


「仕上がり早で、末脚の切れる」そんなアドマイヤムーン産駒の特徴を色濃く受け継いだ期待馬が夏の2歳ステークスを快勝した。 8月4日(土)、札幌競馬場で開催されたクローバー賞(2歳OP・芝1500m)にてアドマイヤムーン産駒、アットウィルが自身にとって2勝目をステークス勝利で飾った。

アットウィルは今回が3戦目、鞍上が三浦皇成に代わったものの、過去の実績から単勝1.6倍の圧倒的一番人気に支持されたアットウィル。前走で後手を踏んだスタートも今回はきっちり決め、馬も気分よく内、4番手の位置で向こう正面へ。


今夏、2世代目を競馬場に送り出したアドマイヤムーン。2世代目からも将来が楽しみな馬が誕生した。7月22日(日)、札幌競馬場にて行われた2歳未勝利戦(芝・1200m)でアドマイヤムーン産駒アメージングムーンがレコードで勝利した。

前走2着後、短い休養を挟んでの出走となったアメージングムーン。調教での動きと前走での走りから今回も一番人気に支持されての出走となった。不運にも7枠からの発走となったアメージングムーンだが、スタートを切ると押して前へ、3頭で先団を争う展開となるが、自身は抑え、内の馬を前に行かせ2番手に位置を取る。


7月21日(土)、札幌競馬場にて行われた3歳未勝利戦(ダート・1700m)でアドマイヤムーンの初年度産駒がまた一頭勝ち馬となった。その馬の名はハヤブサフィーバー。デビューから11戦目を迎えたハヤブサフィーバーは自身がデビューした競馬場で勝ち馬となった。

ここ5戦、2着2回、3着2回と人気ながらもあと一歩届かないレースが続いていたハヤブサフィーバー。今回はデビュー戦以来となる札幌競馬場での出走。これまでのキャリアから今回も1番人気に支持されたハヤブサフィーバーは、パドックでもいつもと変わらない出来と安定ぶりを見せていた。


7月1日(日)、福島競馬場で3歳未勝利戦 (芝・2000m) に出走したスプリングパリオ。前走の鋭い末脚での走りが評価され、単勝1.6倍、堂々の1番人気で迎えた4戦目。

スタートでヨレたものの、鞍上は慌てることなく後方待機を選択し、ほぼ最後方からレースを進める。後方のままの位置取りで1コーナーから2コーナーを回り向こう正面へ。


宝塚記念も終わり、夏競馬を迎え各地で2歳戦が注目を集めるこの季節、2世代目を競馬場に送り出したアドマイヤムーン。その産駒は初年度を超える勢いで勝ち馬を送り出している。今週はメイケイペガムーン、モーニングムーンの2頭が2歳勝ち馬となり、初年度を上回るペースで産駒が勝利している。

6月30日(土)に、中京競馬場の2歳未勝利戦 (芝・1400m) を勝ち上がったのはメイケイペガムーン。前走のデビュー戦で2着の苦杯をなめた同馬、今回は雪辱を期しての一戦。抜群のスタートを切ったメイケイペガムーンはスピードの違いで楽に先頭に立つが、あえて内枠の馬を先に行かせ、好位4番手に控える競馬。


先日、函館の新馬戦を快勝したティーハーフ、ドイツでG3レースに勝利したエンパイアストームと、このところ産駒の動きが好調なストーミングホームが新たな勝ち馬を送り出した。

7月1日(日)、中京競馬場にて行われた3歳未勝利戦(芝・2200m)において、ストーミングホーム産駒のサチノコイノボリが待望の初勝利を挙げた。


エンパイアストーム(Empire Storm)がG3ハノーヴァーシュマイレ(Hannoversche Meile) を逃げ切り勝ち。

6月24日にドイツのハノーヴァー競馬場で行われたマイルのG3ハノーヴァーシュマイレ (Hannoversche Meile) でエンパイアストーム (Empire Storm) が逃げ切り勝ちを収め、現在ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで供用中の父


6月23日(土)、阪神競馬場にて行われた2歳新馬戦(芝1200m)において、ストーミングホーム産駒のティーハーフが1番人気に応え勝利した。

デビュー戦を阪神で迎えたティーハーフ。パドックでは若さをのぞかせていたが、その血統と調教内容から単勝1.4倍の圧倒的支持を得て、鞍上に武豊を配してデビュー戦に臨んだ。ゲートを滑らかに出たティーハーフは、あえて逃げずに脚をため、前にいく馬達を眺めながら好位置をキープ。


6月17日(日)、函館競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1200m)でアドマイヤムーン産駒のアットウィルが見事人気に応えて優勝した。

昨年、函館2歳S(G3)を制しアドマイヤムーン産駒初の重賞勝ち馬となったファインチョイスの全弟ということに加え調教の素晴らしい動きから評判になっていたアットウィルであるが、鞍上に岩田騎手を迎え断然の1番人気に支持された。