JRAの重賞戦線で活躍するサドンストーム、ティーハーフに続き、NARにおいてもストーミングスターが北海道で、ミッドコサージュが福山で重賞を制覇するなど活躍が目立っている。
9月8日(土)、中山競馬場で開催された3歳未勝利戦(ダート・1200m)においてアドマイヤムーン産駒ジョーイが勝利した。デビュー以来、一貫してダートの1200mを使われてきたジョーイも今回が7戦目。
前走の朱鷺S(OP)から中1週で臨んだ今回のレース、事前の追い切りの動きもよく、陣営からのコメントも「この馬の力を十分に発揮できる状態」とのコメントが発表され好調さがうかがえた。同馬の枠順は内枠3番、鞍上に再び横山典弘を迎えてのレースとなった。
本セールは上場頭数、参加バイヤー数等において国内最大規模の1歳市場であり、上場される馬の血統も多種多様でバリエーションに富むのが特徴のひとつである。また、サマーセールでの取引結果が今後の産駒評価や売買価格の指標となるケースが多く、多くの関係者が注目するセリでもある。
8月25日(土)には新潟でアドマイヤムーン産駒の代表格、レオアクティブが朱鷺S(OP)を勝利し、復帰初戦を飾った他に、サマールナ、オーバーザムーンが勝星を挙げた。
人気こそ5番人気に甘んじたコトブキゴールドだったが、パドックでの仕上りも良く、加えてレースを運びやすい内枠と実力を十分に発揮できる形でデビュー戦を迎えた。鞍上は丸田恭介。ゲートを出て先頭集団を見ながら内での追走となったコトブキゴールド、鞍上の予想以上に手ごたえも良く、気合が乗りすぎるくらいの勢いを抑えながら内でこらえる競馬。
8月25日(土)、新潟競馬場で開催された朱鷺S(OP・芝・1400m)に出走したレオアクティブ。前走のNHKマイルC(G1)以来の出走となったが、仕上がりも良好で2番人気に支持されての復帰戦となった。
コルム・オドナヒュー (Colm O’Donoghue) ジョッキーとの折り合いも良く5番手を追走した本馬は、最後の直線を前に楽に先頭に躍り出ると、後続の追撃を難なく振り切り2 馬身差で勝利し
8月19日(日)、小倉競馬場で開催された2歳新馬戦(芝・1200m)に出走したピンゾロ。坂路調教では古馬OPクラスと遜色ない走りを見せ、追い切りでも馬なりで古馬に勝る動きを見せていたピンゾロ。陣営からも「初戦からいける」と自信に満ちたコメントが漏れていたこともあり、単勝1.5倍の圧倒的1番人気を背負っての出走となった。
今年3月のデビューから5戦目となるフィリラ、距離短縮で巻き返しを図った今回は自身初の1200m戦を小倉で迎えた。やや気合が乗りすぎるぐらいのパドックではあったものの、使いつつ体調は上向きで2番人気に支持されてのレースとなった。無難にスタートを切ったフィリラは躊躇うことなく、これまで以上に積極的に押して前を狙ってハナに立ち、先頭での競馬を選択。