ディスクリートキャット (Discreet Cat) は、デビューからわずか3戦目での出走となったUAEダービー (G2) を後の年度代表馬インヴァソール (Invasor) などを相手に6馬身差を付け圧勝すると、同年のジェロームH (G2) では10馬身と4分の1差で勝利。そして、G1初挑戦となったシガーマイルも制覇し、2歳時を含め6戦無敗の戦歴とその内容から世界最強3歳馬の評価を獲得しました。
ストームキャット (Storm Cat) が送り出した快速馬フォレストリー (Forestry) を父に持つ本馬は、種牡馬となってからの活躍も素晴らしく、カーターH (G1) 優勝2回のダッズキャップス (Dads Caps) を筆頭に早くも3頭のG1勝ち馬に加え、40頭のブラックタイプホースを送り出し、その類まれなるスピードを産駒に伝えています。
ハリー・スウィーニィ (代表取締役)
「数少ない本邦出走馬の中から根岸S (G3) を制したエアハリファや、オープンクラスで活躍したキズマなどを送り出したディスクリートキャットは、種牡馬としてすでに日本競馬への高い適性を示しています。また、父フォレストリーを通じてストームキャットにつながるそのサイアーラインは、サンデーサイレンス系の繁殖牝馬にとって興味深い配合相手となるでしょう。私たちだけでなく、多くの関係者が待ち望んでいた種牡馬を導入できることを大変嬉しく思います。皆様にその馬体をご披露する日が楽しみです。多数のご利用をお待ちしております」
なお、種付料に関しましては後日発表させて頂きます。