パイロ産駒から新たなG1勝ち馬が誕生!

現在のダート界の一翼を担うパイロ

その代表産駒の一頭、メイショウハリオが上半期のダートチャンピオン決定戦、第45回帝王賞 (JpnⅠ) に勝利した。

6月29日 (水)、大井競馬場にて開催された帝王賞 (JpnⅠ・4歳上・ダート2000m) に出走したメイショウハリオ。G1勝ち馬4頭を含むダート界のトップホースが揃い、砂の頂点を極めるにふさわしいメンバー構成となった今年の帝王賞。大外9番枠からのスタートとなったメイショウハリオは好スタートを切ると4番手で1コーナーを周る。向こう正面では外から一気に進出してきた馬に被せられる場面にも動じることなくマイペースでレースを運び十分な手応えを保ったまま直線へ。その直線で優勝争いに加わったのは、G1馬3頭、そして、メイショウハリオ。その4頭横一線の追い比べとなる中、メイショウハリオはその間を堂々たる脚取りで抜け出し、残り200mで先頭に立つと、ゴール前ではその壮絶な追い比べをクビ差制する勝負根性をも発揮して見事勝利、念願のG1タイトルを獲得した。

ダート界を牽引する豪華メンバーの中に入り、自身の成長力を見せつける走りで帝王賞を制したメイショウハリオ。将来のダート界を担う父パイロとともに、益々の活躍を期待したい。

メイショウハリオは母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェという血統の5歳牡馬。本馬の半弟には、本年のダイヤモンドS (G3) に勝利し、天皇賞 (春) (G1) 3着の実績を持つ現役馬テーオーロイヤル、叔父にはアルゼンチン共和国杯 (G2) 2着、ダイヤモンドS (G3) 3着などJRA5勝の実績馬メイショウカドマツらが名を連ね、さらに遡るとCourtly Deeに辿り着く優秀なファミリーに属している。

 

メイショウハリオ (2017年生・牡・栗)

父パイロ 母メイショウオウヒ 母の父マンハッタンカフェ

馬主 松本 好雄 様

栗東 岡田 稲男 厩舎

浦河町 三嶋牧場 生産

 

アメリカで繁栄するプルピットの血が、

日本においても大成功。

ミューチャリーが、地方所属馬初となる

JBCクラシック (Jpn1) 制覇を達成。

メイショウハリオは 帝王賞に勝利。

重賞戦線を賑わす大物が続々登場。

 

ダート界を担う重要なスタリオンとして

確固たる地位を築き、その使命を果たす時が迫る。