パイロ産駒、ラインカリーナがデビュー戦を6馬身差で圧勝

先日、産駒のハセノパイロが東京ダービーを制したパイロ。週末のJRA開催ではラインカリーナがデビュー戦を6馬身差で圧勝した。 

616日(土)、東京競馬場で行われた2歳新馬(ダート1400m)に出走したラインカリーナ。人気馬を前に置き2番手でレースを運んだラインカリーナは直線に入り、残り400m付近から追い出されると、一完歩ごとに後続を引き離し、他馬を置き去りにする走りで、2着に6馬身差をつけ圧勝した。 

ラインカリーナは母フェールクークー、母の父アラムシャーという血統の2歳牝馬。母フェールクークーはJRA勝ち馬。本馬の叔母ブランダムールはJRA5勝、TVh杯(1600万下)など4つの特別戦に勝利し、カンナS (OP) 2着、UHB賞(OP) 3着の実績がある。

 

ラインカリーナ(2016年生・めす・栃栗)

父パイロ 母フェールクークー 母の父アラムシャー

馬主 大澤 繁昌 様

美浦 武藤 善則 厩舎

浦河町 日進牧場 生産

 

アメリカのトップ種牡馬、タピット。その父プルピットが送る、トップクラスのG1マイラー。種牡馬となった今、産駒からは自身の資質を受け継ぎ、パワーとバランスを兼ね備えた素質馬が多数出現。デビュー世代から5世代を重ねても、産駒の勝ち上がり率は驚異の75%を記録。