産駒の躍進が著しいフリオーソから、リステッドウィナーが誕生した。
週末のJRA開催ではテルペリオンが仁川ステークスに勝利、父の産駒として初のリステッドウィナーとなった。
2月23日 (土)、阪神競馬場で行われた仁川ステークス (4歳上・L・ダート2000m) に出走したテルペリオン。スタート直後から、好位2番手につけ、レースのペースを握り道中を運んだテルペリオンは、終始落ち着いたレース運びで、最終コーナーを回り直線入り口で先頭に立つと、力強い脚色を保ったまま後続を引き離し、2着に2馬身差をつけ勝利。父の産駒として初のリステッドウィナーとなった。
テルペリオンは母エルベレス、母の父ダンスインザダークという血統の5歳牡馬。本馬のきょうだいには、JRAで皆生特別など3勝のレムミラスや、JRA勝ち馬のガラドリエルなどがいる。
テルペリオン (2014年生・牡・栗)
父フリオーソ 母エルベレス 母父ダンスインザダーク
馬主 (株) ダイリン 様
栗東 寺島 良 厩舎
浦河町 谷川牧場 生産
2歳・3歳ダートチャンピオンのフリオーソ。NAR年度代表馬に輝くこと、実に4回。2歳から7歳にかけて、G1レース6勝。初年度産駒がデビューすると28頭の2歳勝ち馬を送り出し、勝ち馬数でリーディングファーストシーズンサイアーに輝く。さらに、セカンドクロップから29頭、サードクロップから24頭の2歳勝ち馬が誕生。活躍馬を続々と送り出し、種牡馬としても大成功の予感。