12月17日 (土)、阪神競馬場で行われたメイクデビュー阪神 (2歳新馬・芝・1200m) にヤマニンベリンダが出走。スタートから積極的に好位を狙ったヤマニンベリンダは前2頭を見ながら3番手で向こう正面を運ぶ。絶好の位置で最終コーナーを回ったヤマニンベリンダは外に持ち出して追い出すと、直線では4頭の追い比べをきっちり制する見事な末脚で勝利した。
ヤマニンベリンダは新冠町・錦岡牧場生産。母マダニナ、母の父Sadler's Wellsという血統の2歳牝馬。母マダニナはJRAで特別2賞を含め3勝。きょうだいにはヤマニンウイスカー (JRA6勝・キャピタルS、京都金杯 (G3) 3着等) 、ヤマニンファラオ (JRA2勝・ゆきやなぎ賞、ラジオNIKKEI賞 (G3) 2着等) など、多数の活躍馬がいる。
ヤマニンベリンダ (2014年生・めす・黒鹿)
父キングズベスト 母マダニナ 母の父Sadler's Wells
馬主 土井 肇 様
栗東 河内 洋 厩舎
新冠町 錦岡牧場 生産
キングズベストは、日本ダービーおよび天皇賞の覇者エイシンフラッシュや英ダービーをレコードで制した凱旋門賞馬ワークフォースなど偉大な競走馬を送り出す、世界的名種牡馬。本邦初年度産駒が、2016年待望のデビューを迎え、既に5頭のデビュー勝ちを含め8頭の産駒がJRAで勝ち名乗りを上げている。