サンダースノー、初年度産駒が重賞初勝利。

芝・ダートを問わず勝ち馬を送るサンダースノー。ファーストクロップのテンカジョウが待望の重賞初勝利を父にプレゼントした。

9月26日 (木)、船橋競馬場で開催されたマリーンC (Jpn3・3歳牝馬・ダート1800m) に出走したテンカジョウ。先行馬2頭が競り合って逃げる速めの流れのなか、後方から2頭目となる5番手を追走した。先頭との差を徐々に詰めながら4番手で直線に入ると、すぐさま3番手の馬をパスし、進路を少し外に選んでエンジン全開。2位の馬を1秒3差上回る上がりタイム最速3ハロン39秒7の脚で一気に抜け出し、2着馬に5馬身差をつける圧勝を演じた。

3歳2月のデビューから5戦4勝、3着1回と快進撃を続ける3歳牝馬。自身にとっても、父サンダースノーにとっても記念すべき重賞初タイトルとなった。

テンカジョウは母フィオレロ、母の父エンパイアメーカーという血統。伯父のダイナミックグロウは阿蘇S、ナリタシルクロードはブリリアントSとどちらもオープン特別を勝利と、ダートの中長距離で活躍した。

 

テンカジョウ (2021年生・めす・鹿) 

父サンダースノー 母フィオレロ 母の父エンパイアメーカー

馬主 河内 孝夫

栗東 岡田 稲男 厩舎

浦河 杵臼牧場 生産

 

2歳時、芝1400mの 

クリテリウムアンテルナシオナルを制覇、

フランスの2歳チャンピオンに輝く。

 

3歳時は、芝1600mのジャンプラ賞に優勝。

 

4、5歳時には、ダート2000mの

ドバイワールドCを連覇、前人未到の偉業を達成。

 

芝・ダートを問わない活躍で、 

2歳から5歳時まで毎年G1レースに勝利し、 

歴史に名を刻んだ、スーパースター。

 

初年度産駒は2023年にデビュー。

中央では、テンカジョウ、ジーサイクロン、

 サンダーアラートら高素質馬が勝ち上がり。

 

大井では、4勝馬のフクノフードゥルを筆頭に

2024年の南関クラシック候補が続々登場。

高知では、ポッドジャスパーが5勝の活躍。

  

供用初年度から絶大な支持を獲得し、これまでの

4シーズンで集めた牝馬の数は、実に581。