明確な将来へのビジョンを持ったこの組織は、アジア、オーストラレーシア、ヨーロッパ、北アメリカの4大陸12ヶ国を舞台に、200以上のG1勝利を達成し続けています。
わずかな頭数からスタートしたゴドルフィンですが、着実に世界のレースシーンで優れた勢力を拡張し、現在まで英国チャンピオンオーナーのタイトルを9回受賞、北米にて最優秀馬主としてエクリプス賞の栄冠を授与され、さらに世界トップクラスのレースでも数々の栄誉を受けています。
ゴドルフィンが育成調教した馬の中には、バランシーン、ラムタラ、デイラミ、スウェイン、ファンタスティックライト、サキー、シャマダール、そして王者ドバイミレニアムと、傑出した力を発揮した数々の勝利馬たちが名を連ねています。
さらには今日のダーレー所有種牡馬のほとんどが、ゴドルフィンからレースに出走した経験をもち、その屈指の種牡馬の中には、ケープクロス、シャマーダル、イフラージ、そしてドバイミレニアムの産駒ドゥバウィがいます。近年新たに加わった、ファラー、ポエッツヴォイス、ドーンアプローチもダーレーに所属する以前は、ゴドルフィンから出走していました。
ゴドルフィンの専属調教師サイード・ビン・スルールとチャーリー・アップルビーは、冬季の間はドバイを拠点として調教を行い、夏季には歴史ある英国ニューマーケットのゴドルフィン厩舎とモウルトンパドックスに移り、調教をおこなっています。
2014年にはジョン•オシェイがオーストラリアにおけるゴドルフィンの主任専属調教師に就任しました。オーストラリアにおけるゴドルフィン設立は南半球最大のレーシングステーブルとなり、シドニーとメルボルンにある厩舎で運営が行われています。また、アンソニー•フリードマンの元でも所有馬が管理、調教されています。
フランスのゴドルフィンでは、アンドレ•ファーブルとアンリ•アレックス•パントール調教師達がゴドルフィン所有馬の管理、調教を担当し、米国においてはキアラン・マクロクリン、オーイン・ハーティー、そしてトム•アルベルトラーニが調教チームを組んでいます。またジム•ボルジャー、マイケル•ハルフォード、ウィリー•マクレアリーがアイルランドでの陣頭指揮にたっています。
ゴドルフィンはエミレーツ航空の後援のもと、世界におけるドバイの発展へ貢献していることを誇りに思っております。