ストミングホーム産駒、ライオンテイマーが2つ目のG1制覇

 ヴィクトリアダービー(G1)を制覇したストーミングホーム産駒ライオンテイマー(牡、4歳)が、9月17日(土)にオーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたアンダーウッドS(G1、芝1800m)を制覇した。

 本馬は、約9ヶ月ぶりの実戦となった今季初戦、生まれ故郷のニュージーランドで827日(土)に行われたマクフィチャレンジSG1)に4着し上々のシーズンスタートを切った。そして今シーズンの大目標であるメルボルンカップ(G1)へ向けてオーストラリアへ渡って調教を開始していた。

 レースでは、好スタートから中団内目を追走した本馬は、最終コーナー手前で外に持ち出し先頭集団に取りつくと、先に先頭に立ち粘り込みを図るサザンスピード(Southern Speed)を鋭い切れ脚で捉え、最後は1馬身1/4差をつけ優勝した。

 ライオンテイマーは、母がジェネラス産駒のライオネス(Lioness)で、3代母にオーストラリアにおいてG13勝したブルーデニム(Blue Denim)がいる血統。次走を予定しているオセアニア最高峰のレース、メルボルンCG1)へ向け視界が大きく開いた。

 ストーミングホーム産駒は、これまで5世代でわずか88頭という出走数の中からライオンテイマーをはじめイタリアのミラノ大賞(G1)を制覇したジャッカルベリー、リブルスデイルSG2)を制覇したフライングクラウドなど活躍馬を多数送り出し、世界中から注目が集まっている。