本馬は、約9ヶ月ぶりの実戦となった今季初戦、生まれ故郷のニュージーランドで8月27日(土)に行われたマクフィチャレンジS(G1)に4着し上々のシーズンスタートを切った。そして今シーズンの大目標であるメルボルンカップ(G1)へ向けてオーストラリアへ渡って調教を開始していた。
レースでは、好スタートから中団内目を追走した本馬は、最終コーナー手前で外に持ち出し先頭集団に取りつくと、先に先頭に立ち粘り込みを図るサザンスピード(Southern Speed)を鋭い切れ脚で捉え、最後は1馬身1/4差をつけ優勝した。
ライオンテイマーは、母がジェネラス産駒のライオネス(Lioness)で、3代母にオーストラリアにおいてG1を3勝したブルーデニム(Blue Denim)がいる血統。次走を予定しているオセアニア最高峰のレース、メルボルンC(G1)へ向け視界が大きく開いた。
ストーミングホーム産駒は、これまで5世代でわずか88頭という出走数の中からライオンテイマーをはじめイタリアのミラノ大賞(G1)を制覇したジャッカルベリー、リブルスデイルS(G2)を制覇したフライングクラウドなど活躍馬を多数送り出し、世界中から注目が集まっている。