アドマイヤムーン産駒、ドーヴァーがキャピタルS (L) を制し復活

産駒はスピードと成長力に富み、スプリンター種牡馬として高い能力を発揮しているアドマイヤムーン。ドーヴァーがキャピタルS (L) に勝利、自身にとって2つ目のリステッドレース勝利を手にした。

11月23日 (土)、東京競馬場でのキャピタルS (3歳上・L・芝1600m) に出走したドーヴァー。道中、馬群後方の内で折り合いをつけ、好機をうかがいながらレースを運んだドーヴァーは、直線では重い馬場をものともせず、自慢の末脚を繰り出して鮮やかに前を差し切り2着に1馬身と3/4差をつけ快勝。自身にとって2つ目のリステッドレース勝利で見事復活を遂げた。

ドーヴァーは母オルダニー、母の父Elusive Qualityという血統の6歳牡馬。本馬の半姉ブルーストーンは貴船Sなど特別レース2勝のスプリンター。母系にはフィーニクスS (G1)、愛ナショナルS (G1) などに勝利し、種牡馬としても成功したDanehill Dancerがいる。

 

ドーヴァー (2013年生・牡・栗)

父アドマイヤムーン 母オルダニー 母の父Elusive Quality

馬主 ゴドルフィン

美浦 伊藤 圭三 厩舎

日高町 ダーレー 生産

 

アドマイヤムーンは、産駒ファインニードルがJRAスプリントG1完全制覇の偉業を達成。同一年に4頭の重賞勝ち馬を送り出し、スプリントレースにおいて他の種牡馬を圧倒。