アドマイヤムーン産駒、セイウンコウセイが函館スプリントS (G3) に勝利

アドマイヤムーンの勢いが止まらない。週末の函館開催で産駒のセイウンコウセイが函館スプリントS (G3)に勝利、復活の狼煙を上げた。本年アドマイヤムーン産駒は高松宮杯(G1)を含め、早くも5つ目の重賞勝利を手にした。 

617日(日)、函館競馬場で行われた函館スプリントS (3歳上・G3・芝1200m)に出走したセイウンコウセイ。最内スタートの利を生かして積極的なレース運びから逃げを打ち、ペースを握ったセイウンコウセイは、ゴール前では後続の追い上げをハナ差退け、昨年の高松宮杯(G1)以来となる復活勝利を重賞で飾った。 

セイウンコウセイは母オブザーヴァント、母の父Capoteという血統の5歳牡馬。本馬のきょうだいハイッカクウ、メイショウグラハム、アステュートはJRA勝ち馬。また、叔父には1996年のNHKマイルC (G1)などに勝利し種牡馬となったタイキフォーチュン、近親には2015年のNHKマイルC (G1)などに勝利したクラリティスカイなどがいる。このファミリーには名種牡馬Known FactGone Westなどが名を連ねている。

 

セイウンコウセイ(2013年生・牡・栗)

父アドマイヤムーン 母オブザーヴァント 母の父Capote

馬主 西山 茂行 様

美浦 上原 博之 厩舎

新ひだか町 桜井牧場 生産

 

アドマイヤムーンはG1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップでは、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。2018年はファインニードルが高松宮記念(G1)、ムーンクエイクが京王杯スプリングカップ(G2)、ブラックムーンが京都金杯(G3)、セイウンコウセイが函館スプリントS (G3)に勝利。