産駒の層が厚く、スピードあふれる走りの活躍馬を次々と送り出しているアドマイヤムーン。今週のJRA開催ではハクサンルドルフが甲斐路Sに勝利しオープン馬となった。
10月22日(日)、東京競馬場で行われた甲斐路S (3歳上・1600万下・芝1800m)に出走したハクサンルドルフ。不良馬場の中、2番人気に推されたハクサンルドルフ。スタート後、中団やや後方で道中を運んだハクサンルドルフは、最終コーナーを回り直線入口で馬場の悪さを嫌うそぶりを見せるも、外に持ち出されると持ち前の鋭い末脚を繰り出して前を急追し、ゴール前では2着に頸差をつけ勝利し、オープン入りを決めた。
ハクサンルドルフは新ひだか町、チャンピオンズファーム生産。母キングスミール、母の父Theatricalという血統の4歳牡馬。本馬の半兄ブルミラコロは室町S (OP)勝ちを含めJRA6勝、同じくエクストラゴールドは特別レース2勝を含めJRAで4勝の活躍馬。
ハクサンルドルフ(2013年生・牡・黒鹿)
父アドマイヤムーン 母キングスミール 母父Theatrical
馬主 河崎 五市 様
栗東 西園 正都 厩舎
新ひだか町 チャンピオンズファーム 生産
アドマイヤムーンはG1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップ(G1)では、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのセイウンコウセイ、ハクサンムーン、G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。現4歳世代からはG1ウィナーのセイウンコウセイ、重賞ウィナーのファインニードル、ステークス勝ち馬のワンスインナムーン。現5歳世代からはステークス勝ち馬のフミノムーン、ブラックムーン、ムーンクレストが出現。