快速馬を多数送り出し続けるアドマイヤムーン。週末のJRA開催では、ワンスインナムーンがサンライズSを逃げ切って勝利。連勝でオープン入りを決めた。
1月8日 (日)、中山競馬場で行われたサンライズS (4歳上・1600万下・芝1200m) に出走したワンスインナムーン。このクラス初挑戦ながら1番人気に推されたワンスインナムーンは、持ち味のテンのスピードを生かしハナを奪いレースを運ぶ。直線入り口で外から並びかけられるも、スピードに任せた走りをみせたワンスインナムーンは、直線の坂で後続勢を引き離すレースぶりで後続を振り切り、2着に1馬身と1/4差をつけ勝利し、連勝でオープン入りを決めた。
ワンスインナムーンは新ひだか町・岡田スタッド生産。母の父ヘクタープロテクターという血統の4歳牝馬。母ツーデイズノーチスは2009年のアネモネSに勝利したスピード馬。ワンスインナムーンは初仔。半弟のディバインコードはJRA2勝、ジュニアC (OP) 2着、京王杯2歳S (G2) 3着の活躍をみせている。
ワンスインナムーン (2013年生・めす・鹿)
父アドマイヤムーン 母ツーデイズノーチス 母の父ヘクタープロテクター
馬主 諸江 幸祐 様
美浦 斎藤 誠 厩舎
新ひだか町 岡田スタツド 生産
G1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。 ジャパンカップ (G1) では、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのハクサンムーン、 G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。現5歳世代からはステークス勝ち馬のフミノムーン、ブラックムーン、現4歳世代からはセイウンコウセイが出現。